AC ( Cal. F672 )

簡易方位計の使い方

モデルによっては、回転ベゼルや内装回転リング付きのものがあります。
これらを使用して時計の表示と組み合わせることで、簡易的に方位を知ることができます。
図では、回転ベゼルに方位を示すマークを表示しています。

ポイント

  • 簡易方位計を使用するときは、現在地の時刻に合わせる必要があります。
  • 緯度の低い地域では、季節により利用できない場合があります。

北半球の場合

  • 時計を水平にして、時針を太陽の方向に向けます。
  • 時針と12時目盛りの中間が”南”になります。
    図の場合は、時刻が9時なので、回転ベゼルを回して、文字板の10時30分位置に方位の"S"を合わせます。
  • このとき、方位目盛りの”E”の示す方向(7時30分)が東となります。

南半球の場合

  • 時計を水平にして、12時目盛りを太陽の方向に向けます。
  • 時針と12時目盛りの中間が”北”になります。
    図の場合は、時刻が9時なので、回転ベゼルを回して、文字板の10時30分位置に方位の"N"を合わせます。
  • このとき、方位目盛りの”W”の示す方向(7時30分)が西となります。

  • 「N」は他のマークの場合があります。
  • 回転ベゼルは両方向に回ります。
  • 内装回転リングの場合は、直接回転ベゼルを回す代わりに、内装回転リング用りゅうずを回します。